シニア豊かなくらしのインテリア

豊かな暮らしはインテリアから【シニアの住まいの見直しに役立つポイントを解説】

住まいの見直しはいつから始めたらいいのでしょう。人生100年と言われる時代で、その折り返し地点である50代が最適だと思います。だんだんと身体の変化がみられてくる年代であり、家にいる時間が増える方も多いかと思います。

今後どう生きていきたいかを主軸に、魅力的な住まいを考えていきましょう。

インテリアのポイント

魅力的な住まいをつくるにあたり、シニア世代の方のこれからの生活に合ったインテリアのポイントを考えました。

色は明るめのアースカラー

お部屋のインテリアのカラーにおすすめなのが、明度の高い色やアースカラーです。明度が高い色を取り入れ、コントラストを強めにすることで部屋にメリハリが出て、物が見えやすいでしょう。アースカラーはその名の通り、地球の自然の色です。あわい色合いの茶や緑は見るだけで癒されるため、居心地の良い空間に向いているカラーです。

また、明るい色は元気が出ますが、白には注意が必要です。真っ白な壁は緊張感をもたらし、光が反射して部屋が眩しく感じやすいです。白を選ぶのであれば、黄味や赤味を帯びたやわらかめの白を選ぶといいでしょう。

天然素材、柔らかみ

和洋問わずなじむ、木や漆喰などの自然の天然素材を取り入れるのもおすすめです。金属素材に比べ、見た目のやわらかみはもちろん、ぶつかってもケガをしづらいです。椅子などの直接触れることのあるインテリアには、特に肌なじみの良い素材を選びましょう。

和のテイスト

和で使用される天然素材、木、畳のい草、障子の紙などの香りが心を落ち着かせてくれます。日本人に馴染む落ち着きのあるデザインである和テイストは、利便性もあります。こたつを設置すれば居間、布団を敷けば寝室、その他客間やこどものお昼寝スペースなど、一部屋で様々な用途に使用できる良さがあります。

大切なのはその人らしさ

インテリアのポイントについていくつか解説しましたが、一番大切なのは住む本人がどんな空間をつくりたいかです。シニア世代は自分の趣味が定まっている人が多いと思います。

若いころはできなかったけどずっとこんな部屋に住みたかった、など本人の自己実現が叶うような部屋をつくっていきましょう。

まとめ

シニア世代は家にいる時間も長くなるので、住まいを快適かつ魅力的な空間に見直していくことが、健康で幸せな生活につながります。いま一度慣れ親しんだ住まいを見直し、自分のお気に入りを詰め込んだ魅力的な空間を考えていきましょう。