少子高齢化と言われている現在、災害から逃げ遅れた高齢者の話が多くなってきました。
高齢の方でなくても実際に災害が起きてから、冷静に避難行動をとれる方は少ないです。
災害の後に火災や津波などが起こったりする、2次災害の危険性もあります。
そういった災害に遭ったときでも安全に避難できるように、どのような避難行動をとる必要があるのでしょうか?
災害に遭ったときの避難行動として、抑えておきたい4つの避難行動について見ていきましょう。
押さえておきたい4つの避難行動は以下のものです。
- 動きやすい服装に着替える
- 戸締りをしっかり確認する
- 見通しが良い安全な道を選ぶ
- 携帯以外の連絡手段を決める
まず1つめの押さえておきたいことは避難行動をとるときの服装には注意しましょう。
歩きやすい運動靴を履いて、できるだけ肌の露出を減らすために長袖、長ズボンを着て避難することが大切です。
長袖、長ズボンを着ることでけがをするリスクを減らせますし、底の厚い靴を履くことでガラス片やがれきから足を守れます。
また冬の避難ですとけがだけでなく、体調管理に気を付ける必要がありますので注意です。
2つ目の戸締りをしっかりとすることで、2次災害を防げます。
元栓を閉めたり、ブレーカーを落とすことで、漏電や火災などの心配がありません。
3つ目の見通しの良い安全な道を選ぶことは、夜間など暗い時間帯での避難に必要です。
暗いと視界が狭まりますので、見通しの良い道を選ぶことでより安全な避難行動をとることができます。
4つ目の連絡手段を決めるのは、家族や身近な人の安否確認のためです。
携帯電話以外の連絡手段の方法を決めておくと、携帯電話が使えなくても安否の確認を取ることができます。
伝言を連絡手段にする場合は、ドアの内側に貼ると、防犯面で効果的な方法になります。
まとめ
- 長袖、長ズボン、歩きなれた運動靴を履いて、けがをするリスクを減らせます。
- 戸締りやガスの元栓、ブレーカーを落とすことで、漏電、火災などの2次災害を防ぐことができます。
- 見通しの良い道を選ぶことでより安全な避難行動をとることができます。
- 連絡手段を決めることで家族や親しい人の安否確認が可能です。
- 携帯電話が使えなくなったときの連絡手段も考えてみましょう。
- 伝言をドアの内側に貼ることで、防犯効果を高められます。