注目のユニバーサルスポーツ「ゲートボール」について解説!

注目のユニバーサルスポーツ「ゲートボール」について解説!

みなさんはユニバーサルスポーツをご存知でしょうか?年齢や障害にとらわれずに、誰でも楽しめるというコンセプトのスポーツを総じてこう呼びます。

例えば、フィンランド初の「モルック」やヨーロッパ生まれの「ボッチャ」、それから日本でもお馴染みの「ゲートボール」などがあります。

今回はユニバーサルスポーツの一つ、「ゲートボール」について詳しく解説します。

ゲートボールとは?

ゲートボールとは?

1947年頃日本で誕生したスポーツで、元々は子供たちの遊びとして考案されました。最初のブームは1980年代〜1990年代で、専門のテレビ番組が放映される程の人気ぶりでした。この頃ブームは世界にまで広まり、国際的なスポーツに成長したのです。

体力の消耗が少なくルールが簡単なため、幅広い層に親しまれ、現代では高齢のプレイヤーが多く存在しています。

そして近年、パラリンピックの影響でユニバーサルスポーツが注目され、幅広い世代に再び人気を獲得しているのです。

ルール説明

ルール説明

5人ずつのチーム同士、30分間の対抗戦を行います。

先攻チームは奇数の表示された赤ボール5つ、後攻チームは偶数の表示された白ボール5つを交互に打っていきます。

プレイヤーたちは、自身の打順と同じ番号のゼッケンをつけ、同じ番号のボールを順番に打ちます。

第1から第3までのゲートにボールをくぐらせ、最後にゴールポールにあてることで点数を稼いでいき、30分間でより点数を稼いだチームの勝利となります。

ボールがコース外に出てしまうことをアウトボールと言い、次の打順ではゲート通過や上がりができず、他の球をタッチし妨害することもできないなどのペナルティがついてしまうので注意が必要です。

他の球に当てる「タッチ」や、「スパーク打撃」といった技があり、得点の加算につながることもあるためゲームでは醍醐味となってきます。

使う道具

ゲートボールに必要な道具は以下の5つです。

1.ラインテープ

2.タイムスコア

3.10個のボール(奇数の赤ボールと偶数の白ボール5つずつ)

4.1〜10のゼッケン

5.ゲート3つ、ゴールポール

6.専用スティック、ケース

6番のスティックは自分用に購入する方も多いようです。1万円前後が相場なので、お手軽に道具が手に入る点でも人気があるのかもしれません。

まとめ

運動が苦手な人でも楽しめる上、高齢の方の健康づくりにももってこいのスポーツです。毎朝公園で元気にゲートボールをしている高齢者の方々をよく見かけます。健康寿命促進に一役買っているのが伺えますね。